Stylenote 5.00 Public Beta 10 をリリースしました。

本日、StyleNote5 Public Beta 10をリリースしました。今回のバージョンは外観的な変更と新機能を多数含む、リリースになっています。

まず、要望を頂いていた「内蔵ブラウザ」のエディタ連携機能を実装できました。これにより、内蔵ブラウザーで確認しながら、マウスクリックで該当するHTMLソースまで移動できるようになります。また、内蔵ブラウザー(独立ウインドウの方)に「オブジェクトインスペクター」を追加しました。まだ、機能強化途中ですが、マウスカーソル下の要素の幅や高さ等を確認できます。

外観面では、PB9までのツールバー類の役割を降格し、新たに「標準ツールバー」を設置しました。これまでのツールバーはユーザーが自由に編集できる「カスタムツールバー」となります。

その他、詳しい変更点や追加機能は続きをどうぞ。

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変更箇所  ★…新しい機能   ○…不具合を修正した機能    ●…改良
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★【内蔵ブラウザのエディタ連携】内蔵ブラウザーとエディター部分の連携が実現しました。内蔵ブラウザー上でオブジェクトをクリックすると、エディタ部分の該当する箇所(要素)を選択できます。またこの機能はオフにすることもできます。、【StyleNoteの設定 – 内蔵ブラウザー】から、【エディタ連携】機能をオフにして下さい。/user
★【起動オプション】StyleNoteの個人設定の読込場所を起動オプション「-d フォルダパス」で変更できるようになりました/user
  詳しい設定方法は公式サイトのQ&Aをご覧下さい。
★【StyleNoteの設定-保存と読込】利用不可になっていた「<meta>タグ, @charsetの値と一致しない場合は通知する」を実装しました。実際の文字コードが、HTML/CSSドキュメント中にて指定する文字コードと一致しない場合に、ステータスバーの文字コード欄にて通知する機能です。この通知はログパネルにも出力されます。デフォルトではオフになっています。
★【選択(R)メニュー】「終了タグ/開始タグに移動」を追加しました。タグの中で実行すると、そのタグの終了タグ、または開始タグにキャレットを移動します。
★【StyleNoteの設定 – コーディング – CSS】「セレクターの終了括弧は改行しない」を追加しました。お好みでどうぞ
★【標準ツールバー】「標準ツールバー」を新たに設置しました。これまでのツールバーは表示位置を変更し、役割を降格しました(詳しくは後述)。「標準ツールバー」はカスタマイズ性は少ないですが、アイコンの拡大を行って視認性を向上させ、より品質の高いアクセスを提供する目的で設置しました。今後の状況を踏まえて改良を進めていきます。
★【標準ツールバー】「標準ツールバー」にツールスイッチボタンを設置しました。StyleNoteの各種ツールペインの表示切替を変更できます。また、「フルモード」と「コーディングモード」を用意して、簡単に各種ツールの表示状態を切り替えられるようにしました。
★【内蔵ブラウザー】「オブジェクトインスペクター」を追加しました。マウスカーソル直下にある要素の情報(要素の幅/高さ)等を表示する機能です。
●【StyleNoteの設定 – 選択支援】「タブキーで属性選択」の動作を改良。CSSセレクター内でのTABキー動作がユーザーの意図に反する可能性があったため修正しました。
●【スマートエディット】CSSセレクターの補完機能を実装しました。CSSファイル(*.css)を編集中の時に、セレクター名を入力すると、既に入力済みのセレクターを候補に表示してくれます。この機能はHTMLファイル内では動作しません。
●【ファイルセレクター】ファイルセレクターのファイルアイコン取得処理を改良しました。アイコンの重複取得を防ぐようになったため、動作速度が高速化しています。
●【StyleNoteの設定 – 選択支援】要素名の「Ctrl+ダブルクリック」等による「タグ全体選択」の動作が、これまでの開始タグに加えて、終了タグに対して実行しても機能するようになりました。これにより、終了タグから開始タグを見つけられます。/user
●【ツールバー関連】 「編集ツールバー」と「HTMLツールバー」はそれぞれ「カスタム編集ツールバー」「カスタムHTMLツールバー」と名称を変更し、表示位置を変更しました。また、これらのツールバーは、その役割を降格し、デフォルトでは非表示としました。位置づけとしては、ユーザー側で自由に変更できるツールバーとしての役割を明確に持つようになります。必要な方のみ表示に変更し、必要なコマンドを登録してご利用下さい。
○【オートコンプリート】スマートエディットとオートコンプリ-トが干渉する不具合を修正。スマートエディットとオートコンプリ-トの候補が重なった場合は、スマートエディットが優先されます。
○【スマートエディット】終了タグの自動補完機能が動作していなかった不具合を修正/user
○【ファイル(F) – 閉じる(C)】ファイルを閉じる処理全般で、特定の条件下でアクセス違反が発生していた問題を解消しました/user
○【StyleNoteの設定 – 選択支援】要素名判定に不具合があったため修正しました。
○【スクリプトツールバー】情報を公開していないので利用者はいないと思いますが、「スクリプトツールバー」は廃止となり、今回より新設された「標準ツールバー」上のボタンにまとめられました。
○細かい不具合の修正
※レフトパネルの【アウトライン】機能は現在使用できません。