スマートエディット(入力補完機能)の概要

文字入力状況に応じて、続く文字列を予想して、適切な候補を表示する機能です。表示された候補を選択することで、最後まで文字列を入力せずに、コーディングを進めていくことができます。

下記の場所から、ONとOFFを切り替えられます。

  • 設定(O)
  • StyleNoteの設定(A)
  • 編集
  • スマートエディット
  • 有効のチェックボックス

スマートエディットはHTMLとCSSに対して動作、前後の文脈に応じて予測候補を表示します。それぞれ起動条件は次の通りです。

起動条件

補完目的 起動条件 入力例 動作内容
HTML要素の補完 HTMLタグの入力を新しく始める <を入力する 要素の一覧が表示されます。
※この機能はv5.09まで、スマートエディットではなく、オートコンプリートとして動作していましたが、v5.10よりスマートエディットの機能に組み込まれました。
HTML属性の補完 HTMLタグ内で半角スペースを挿入する <font の後で半角スペースを挿入する そのHTML要素で利用可能な属性が一覧表示されます。
HTML属性値の補完 HTMLタグ内で属性値を入力する <font size=””の、属性値””の中で文字を入力する その属性で利用可能な属性値の一覧が表示されます。
CSSセレクターの補完 CSSセレクターの入力を開始する .を入力する 入力中のファイルに記述されている全てのCSSセレクターから、合致する候補が表示されます。
例えば、下記のようなCSSセレクターが記述されているときに、「.t」と入力すると、「.text」と「.text-blue」が入力候補のセレクターとして表示されます。

.text{ … }
.align{ … }
.text-blue{ … }
.t

CSS属性の補完 { } の中で属性を入力する
STYLE=””の中で属性を入力する
tを入力する tで始まる属性名の候補が入力候補として表示されます。
CSS属性値の補完 { attribute:; } 又は STYLE=”attribute:;”の :;の間で属性値を入力する text-alignの属性値としてr を入力する 「right」が入力候補として表示されます。

動作オプション
スマートエディットの動作オプションは次の通りです。

  • 設定(O)
  • StyleNoteの設定(A)
  • 編集
  • スマートエディット
オプション名 動作内容 入力例 実行結果
終了要素の自動補完 HTML開始要素の新規入力で、終了要素を自動補完します <div と入力し、半角スペースを入力する <div ></div> 太字部分が補完されます。
{}の入力を支援する {を入力すると、自動的に}を補完します。 { を入力する { } 太字部分が補完されます。
/**/の入力を支援する /*を入力すると、自動的に*/を補完します。 /* を入力する /* */ 太字部分が補完されます。
/* + Enter で複数行コメントを出力 /*を入力して、Enterキーを押して改行すると、自動的に複数行形式のコメントを補完します。 /* を入力してEnterキーを押す /*————————-

————————–*/
太字部分が補完されます。

CSSの入力で;の入力を支援する CSS属性を入力後、:を入力すると;を補完します attribute: を入力する attribute:;
太字部分が補完されます。
CSS属性値の補完で改行する スマートエディットを利用して属性値を補完した際に、自動的に改行して、次の属性の入力を新しい行から始められるようにします。 CSS属性値を候補リストから決定する 候補リストから選択して属性値が入力され、自動的に改行します。